子宮がん検診の方法

子宮がん検診について

子宮がんの検査や検診がどのような流れで行われるか見てみましょう。

子宮頸がんの検査

子宮頸がんは、子宮の入口になる部分の頸部に発生します。検査はこの付近を綿棒やヘラのような器具で細胞をこすり取って行います。1、2分で終了し、痛みはありません。

採取した細胞をスライドグラスに固定し、色素で染め、顕微鏡で観察(「細胞診」といいます)し、がん細胞の有無をみます。判定には1〜2週間かかります。

子宮頸がんの検査結果が再検査の場合

子宮頸がんが疑わしいと判断された場合には、「コルポスコープ」という拡大鏡のような器械で、子宮頸部の粘膜表面を拡大し、細かい部分を観察します。

また、がん病変がありそうと思われる部分から組織を少量取り、標本をつくって顕微鏡で診断します。これを「組織診」といいます。多くは2つの方法を組み合わせて行いますが、組織診は必ず行います。どちらの方法も少量の出血はありますが、痛みはほとんど感じません。

子宮体がんの検査

子宮体がんは子宮の内部にできるので、少し湾曲した細い棒やチューブを子宮内部に挿入して、子宮の中の細胞を丁寧に採取して細胞診をします。
多くは1〜2分で終了しますが、少量の出血とともに少し痛みを伴います。

子宮体がんの検査結果が再検査の場合

子宮体がんの検査結果が再検査要と診断された場合は、経腟超音波で子宮内膜の厚さや状態をみます。

ごく小さいおさじのような「キューレット」という器具を子宮内部に挿入して、子宮内膜組織を削り取り組織診を行います。多少の痛みを伴うので、通常鎮痛剤や軽い麻酔をして行います。

また「ヒステロスコープ」(子宮鏡)を使う「内視鏡検査」では、子宮内部の病変のありそうな細かい部分を直接観察する方法もあります。