肺は空気を出し入れして、血液中に酸素を送り込み二酸化炭素を体外に運び出す作業をしています。
「肺活量」は肺いっぱいに空気を吸い込んでいっきに吐き出すときの空気量を、
「%肺活量」は働かせることのできる実際の肺の容量を、
「1秒率」は肺・胸郭・横隔膜の弾性、呼吸筋の強さを測ります。
なお、肺活量の略号はVC(Vital Capacityの略)で表されます。
●肺機能(肺活量 %肺活量 1秒率)検査で何がわかるの?
肺の容量や、肺の働く能力がわかります。
肺機能検査の際に目安となる数値である予測肺活量(予想肺活量)の計算式は、厚労省によると、以下の計算式が使われます。
成人男性の予測肺活量 (27.63−0.112×年齢)×身長(cm)
成人女性の予測肺活量 (21.78−0.101×年齢)×身長(cm)
●肺機能(肺活量 %肺活量 1秒率)検査で疑われる疾患
【%肺活量:低値】気管支拡張症、肺腺維症、肺結核
【1秒率:低値】喘息、慢性気管支炎、肺気腫
●肺活量を鍛えるには?
スポーツをされている方など今よりももっと肺活量を上げたい、効果的な肺活量の鍛え方はないかしら、と思っておられる方も多いと思います。
他にも管楽器などの演奏をされる方や声楽などを学ばれている方などは、正常値の肺活量では一般の方よりもっと高い肺活量が必要なことと思います。
肺活量を鍛える簡単なトレーニング方法としては、マラソンや腹筋トレーニングなどで持久力をアップすることがあげられます。 持久力が高まると肺活量もUPします。
他によく知られている手軽な肺活量の鍛え方としては、ペットボトルを使ったトレーニング法です。1.5〜2リットルの空の大きなペットボトルを口にくわえて息を吸ったり吐いたりします。
この方法は、息を吐くというよりは、吸うことに重点を置いた鍛え方ですが、ペットボトルをペシャンコにできるくらいになれば、肺活量はきっと平均値以上になっていることでしょう。
このトレーニングで重要なのは、息を吐ききること、限界まで息を吸い込むことを意識して鍛えるということです。肺を限界まで収縮させることが肺活量を増やすことにつながることになります。
これと反対に大きなゴム風船を膨らませたり、硬めのゴム風船を膨らませるトレーニングは、息を吐くことに重点を置いた鍛え方になります。
