米や穀物に含まれる炭水化物は体内で分解され、糖質となって腸から吸収されて、ブドウ糖として血液中に入ります。
この血液中のブドウ糖を血糖といい、生きてゆくためのエネルギーとして大切な役割を果たしています。
血糖は通常一定の濃度に保たれていますが、それが超過すると、すい臓からインスリンが出て血糖を下げるよう働きます。
インスリンの分泌量が不足するとその働きは悪くなります。
朝食前の空腹時の血糖値が120r/dl以上の場合は、糖尿病かどうかを調べるため、75gのブドウ糖の負荷試験を受ける必要があります。
『参考』
値が50以下になると、「インスリノーマ(すい島線腫)」が考えられます。これはインスリンを分泌する細胞に出来る腫瘍が原因で、インスリンが多量に出されて血糖値が下がり、意識障害を伴います。
●BS:血糖値(空腹時)検査で何がわかるの?
血糖が増えすぎると、糖尿病や肝臓、すい臓などの病気が疑われます。
血糖値が高くなると、尿量が増えたり、のどが渇くといった症状だけでなく、血管が傷害され、目や腎臓、神経などに障害が起こり、眼底出血や腎不全などにもつながりかねません。
糖尿病かどうかの診断にもっとも重要なのは、血糖値を測定することです。食事をしない空腹状態での血糖値は血液一デシリットルあたり110ミリグラム未満が正常型で、同126ミリグラム以上だと糖尿病型と判定されます。その間が境界型です。
食事を摂っているいないに関係なく、検査した血糖値が同200ミリグラム以上の場合も糖尿病型と判定されます。
血糖値は食事やストレスなどの影響を受けやすいので、少なくとも検査で二回以上糖尿型と判定された場合に糖尿病と診断されます。
検診や人間ドックで血糖値が高い結果になった場合、食事を節制したり、適度に運動したりして、糖尿病の進行を防ぐことが大切です。
●BS:血糖値(空腹時)検査で疑われる疾患
【高値】糖尿病、慢性肝炎、肝硬変、すい炎、
すいがん、甲状腺機能亢進症
【低値】インスリノーマ(すい島線腫)、甲状腺機能低下症
