白血球は、体に侵入してきた細菌やウイルスなどの外敵と戦い、感染などをくい止める働きを持った細菌です。
白血球は骨髄の中で作られ血液中に流れ出てきます。体内を循環しながら組織の中に入り、細菌など外界から侵入してくる異物を殺菌したり処理する働きがあります。感染症などから身体を守るのにとても重要です。
一般的には白血球数の基準値は、血液一マイクロリットルあたり4000〜8000です。
検査結果が基準外のときは、再検査とともに白血球の分類検査も受ける必要があります。
●WBC:白血球検査で何がわかるの?
白血球数の増加は、炎症やウイルスなどの感染による体内の異変を示します。
白血球数が多くなる原因には、感染症、外傷、やけど、手術、心筋梗塞(こうそく)などがあります。喫煙、運動後、妊娠、薬物使用などで増えることもよくあります。
心配されるような白血病でも白血球数が増えます。ただ、この場合は、白血球を顕微鏡でよく調べると、正常の白血球ではなく、白血病細胞という一種のがん細胞が血液の中で増えているのが分かります。がん細胞の増加がなく白血球が増えているのなら、健康な人に見られる正常な白血球の数が増えているだけです。
まず増えている白血球が何であるかを確認してもらわなければなりません。白血病細胞のような異常な細胞が見られないのなら、感染症、炎症、喫煙、ストレスなどが原因といえます。血液内科の専門医に相談するとよいでしょう。
●WBC:白血球検査で疑われる疾患
【高値】虫垂炎、肺炎、胆のう炎、すい炎、
腎盂腎炎、心筋梗塞、白血病、敗血病、薬剤障害
【低値】膠原病、悪性貧血、再生不良貧血、
放射線・抗がん剤障害
