●尿糖検査で糖尿病の疑いを診る
●尿糖検査で何がわかるの?
●尿糖検査で疑われる疾患
血糖は尿細管で吸収されて血液中に戻りますが、体に異常があって血糖値が一定を超えてしまうと、血液には戻らず、尿中へと漏れます。尿の検査では一般にブドウ糖の有無を調べます。タンパク質と同じく、通常ではブドウ糖は尿中には出ません。しかしブドウ糖はタンパク質に比べると分子が小さく、血液中のブドウ糖濃度(血糖値といいます)が高くなると尿中に出てきます。
糖尿病の人は血糖値が高く、そのために尿中にもブドウ糖が出てくるわけです。
これが尿糖です。
健康人でも例えば食事を取った後では一時的に血糖値が高くなることもあり、尿中に出ることがあります。このため、検査を受ける際の条件には注意が必要です。
また、血糖値がわずかに高いだけでも尿中にブドウ糖の出やすい体質の人もいます。
糖尿病であるかどうかは、尿糖だけでなく血糖値を検査しなくてはいけません。
●尿糖検査で何がわかるの?
尿糖反応が出た場合、腎障害も考えられますが、ほとんどのケースが糖尿病です。
糖尿病は初期には症状が出にくく、のどの渇きや多尿などの症状は病気がかなり進行してから初めて出ます。病気を早期発見し、食事を節制したり適度な運動を励行したりすると、糖尿病の進行を防ぐことが十分可能です。検査で早期に発見することがとても大切です。
まず食事をしていない状態で尿検査を受けてみて下さい。それで尿糖が陽性だったら、血液検査を受けて血糖値を確認するようにするとよいでしょう。
●尿糖検査で疑われる疾患
糖尿病、すい炎
副腎皮質ホルモン剤長期服用
腎性糖尿、甲状腺機能亢進症
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